「トリミングってただ綺麗にするだけでしょ。
それだけなら私でもなんとかなりそう」
って思っておられる方はいませんか?
しかしそれだけが目的ではなく、私たちが行うトリミングには犬のことを考えた
大事な作業がいくつもあるのです。それでは簡単ですが作業別にお話ししたいと
思います。
・パットの毛刈り
室内飼いだと毛が伸びているとすべります。毛に異物が付着したり、不衛生に
なることも考えられます。
・爪切り
長くなった爪が走ると割れて出血したり、ひどくなると歩き方もおかしくなって
しまいます。特に手の親指にあたる狼爪は切らないと、足に刺さります。
・耳掃除
耳の病気にはなりやすいので、早期発見や予防のためにこまめに手入れがいります。
下手にやるとかえって中を傷つけたり、手入れを嫌がる犬になります。
・肛門絞り
大型犬はウンチをする時に一緒に出たりしますが、大抵は絞らないとでません。
溜めてしまうと肛門嚢が一杯になって破裂します。
それ以外にも、トリマーには一般の方にはない技術を持っています。基本的に
シャンプー・カットは月に一回は必要です。月に一度のメンテナンスで異常が
あれば早期発見でき、健康維持にもつながります。飼い主以外の人に
触られることに慣れれば、しつけの面でも良いことです。爪切りなどの手入れは
飼い主にはやらせない犬でも、トリマーにはおとなしくさせる技術があります。
さらにこちらでは、シャンプーでは刺激の少ないシャンプー液も用意
しており、皮膚などにアレルギーや問題がある犬の場合は、必要に応じて
状態を緩和するアロマをブレンドしてあげられます。また、ここで
使っているイヤークリーナーや消臭スプレー、殺菌スプレーなどは全て
天然の植物100%の精油をブレンドして作っています。 |